株式会社ベストアグリフーズ

ふくべ鍛冶の包丁研ぎが、カット野菜の「切り口」を創る
多品目の野菜を顧客の要望に合わせて多様な切り口で提供するために、ふくべ鍛冶は不可欠なパートナーです。
弊社の包丁研ぎサービス「ポチスパ」について、どのような点にご共感頂き、継続利用していらっしゃるのでしょうか?
ふくべ鍛冶は創業明治41年の会社で、約120年の歴史があり、刃物を研ぐことに関する専門家という印象がありました。当社はカット野菜の加工をしている会社で、多い日には1トン以上の白菜、2トン以上のキャベツを包丁を使って手加工しており、使用後の研ぎ作業に困っていました。それは、研ぎ作業に時間がかかるという人的負担だけでなく、高い精度で研げないという技術に関する困りごとでした。
そんな時に「ポチスパ」の存在を知りました。
研ぎたい包丁を専用箱に入れて送るだけで、研ぎの専門集団がピカピカに研いで1週間以内に返却される。まさに当社が抱える課題を解決するサービスだと直感し、注文を決めました。

研ぎに関するお困り事について、もう少し詳しくお聞かせいただけますか?
はい、当社の工場には、従業員が50名いますが、包丁研ぎができるスタッフは2名に限られてしまいます。そのため、使用後の研ぎ作業が特定の人に集中し、大きな業務負担になっていました。また、包丁研ぎはとても難しい作業で、どうしても人によって研ぎ面にムラが出るなど研ぎの癖が出る。その癖が包丁に悪影響を及ぼし切れにくい包丁にしてしまうことがあるのです。カット野菜を生業としている当社にとって切れない包丁は死活問題です。

実際に「ポチスパ」を使ってみた感想はいかがでしたか?
とにかく包丁の切れ味に驚きました。
当社はカット野菜の美しい「切り口」を強みにしているので、「ポチスパ」はその強みを支える強力なパートナーになると感じました。
特に当社は多品目の野菜を多様な形にカットして納品することも大切にしています。また顧客の中にはミシュランで表彰されたレストランもあり、美味しさを引き立たせる、高い精度の「切り口」を求められることも多いのです。
また、包丁の切れ味が良いことで、作業スピードが1.5~2倍程向上するだけではなく、スタッフの手の豆の軽減、肩こりやストレス予防にも効果があったと実感しています。

これからふくべ鍛冶とはどのような協業を進めていく予定ですか?
当社は中期経営目標として「多品目の野菜を要望に合わせてカットしたい。北陸という地域の枠を超えて野菜のカットに困っているお客様を助けたい。」と考えています。今後益々事業を拡大していくにあたって、「ポチスパ」には当社の野菜の「切り口」を縁の下で支えてもらえると嬉しく思います。具体的には、現在当社の金沢工場で「ポチスパ」を利用していますが、近日中に福井工場でも利用を開始したいと考えています。

(右)株式会社ベストアグリフーズ 代表 平井 豪氏

会社情報:
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