日本刀の機能性と美を追求する刀匠と、
道具としての実用性を重視する野鍛冶の合作が
今ここに誕生した。
日刀保たたらと能登和鉄が生んだ
究極のマキリ「孫光別作」
鋼は和鉄の中でも極めて良質で日本刀の製作にも欠かせない玉鋼。地金は不純物が少なく錆びにくい150年以上前の能登和鉄を素材とする。鋼と鉄の表面を密着させ熱と圧力を加える、昔ながらの本鍛造によって結合。
鋼と鉄の表面を密着させ熱と圧力を加える、昔ながらの本鍛造(沸かし付け)によって結合。刃が折れにくい玉鋼特有の堅硬さと和鉄の柔軟性を融合させることで、スパッとした軽快な切れ味と心地よい研ぎ味を実現している。
現代において美術品である日本刀。
その素材を使用した能登マキリ「孫光別作」
日本の技術、伝説をその手で実用的に使う。
特別な体験をあなたに。
1本1本手作りのため個体差があります。
鋼 | 玉鋼 |
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地金 | 和鉄 |
柄 | 樫材 |
日本刀を作る職人を刀匠と呼ぶ。一切の妥協を許さず、玉鋼と向き合い1400℃に熱した塊を鍛錬して、本物の鋼材を作る。
島根県奥出雲町の「たたら製鉄」で生成された玉鋼を刀匠が幾度も折り返し鍛錬する。
農具から包丁、製造から修理まで、人々の暮らしに培われた知恵と技が、ひと叩き、ひと研ぎに込められている。