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2021.12/31 更新 未分類

SDGs7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」SDGs12「つくる責任 つかう責任」

                   日本には、「もったいない精神」が存在すると言われています。私も、「食べものを残したらもったいないお化けが出るよ」、「ものは壊れるまで使いなさい」といったように教えられてきました。私と同じような人も多いのではないでしょうか。「もったいない」という言葉は、元々は仏教用語に由来するとされており、モノの持つ本来の価値がなくなってしまうことが惜しいという意味で、そのことから、モノの形が残っている限りは最後まで使い尽くし、大切にしようという精神が生まれたとされています。江戸の時代には、すでにこの精神が広く根付いていたといいます。「もったいない精神」は、「物を大切にする心」とも言い換えられると思います。

現代では、その心が失われつつあると感じます。最近、たびたび目にするのが、フードロス問題や、ゴミ問題(海洋プラスチックなど)、様々なメディアで取り上げられています。日用品以外にも、例えばスマホの充電器など、安いものを頻繁に買い替えていくような時代となっていると思います(私の周りだけかもしれませんが)。「いいものを長く使う」から「安価なものを短く使う」時代へとシフトしているのかもしれません。時代の流れからも仕方のないことだとは思いますが、それこそ「もったいないな」と感じます。

ふくべ鍛治では「ポチスパ」という手軽に簡単に刃物を修理できるサービスを行っています。インターネットで簡単に依頼できるという手軽さ、持ち運ばないで郵送するだけで刃物修理を行えるという便利さが売りとなっています。エネルギーや資源は無限ではありません。今あるものを長く、修理しながら使っていくことこそ、今の時代には必要なのではないでしょうか。

作り手である私たち、使い手であるみなさま。それぞれが意識的に長く使えるように・使うようにすることでまずはSDGs 12個目の目標「つくる責任 つかう責任」を改めて実感することとなり、そのことからSDGs7つ目の目標「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」へとつながるのではないでしょうか。日本に古くから根付いている「もったいない精神」を次の時代へと引き継いでいくのが我々の指名ではないかと考えます。