包丁を選ぶときには用途や刃の形だけでなく、持ち手(ハンドル)部分にも注目したいものです。包丁には大きく分けて和包丁と洋包丁があり、その柄の素材やデザインの種類は多岐にわたります。
包丁は、長く使い続けるうちに持ち手が破損して使いにくくなることがあります。また、持ち手のゆるみによって包丁がガタついてしまったり、ヒビや割れ、腐食などのトラブルが起こったりすることもあるかもしれません。
包丁の柄が傷んでしまったときには、鍛冶を業とする職人に修理してもらうのがおすすめです。
こちらでは、和包丁や洋包丁の柄の種類についてご紹介いたします。
和包丁の持ち手にはいくつかの種類があり、破損や劣化が起きたときには修理も可能です。
まずは、和包丁の持ち手の種類をチェックしてみましょう。
リーズナブルな和包丁の柄には、プラスチックが使われていることがほとんどです。
口輪部分がプラスチックになっている包丁のほとんどは、持ち手の部分に水に強く耐久性のあるホオノキが使用されており、長く使っても傷みにくいのが特徴です。
料理人が使うような高価な包丁には、口輪部分に水牛の角が使われています。水牛柄の和包丁は、長く使い続けるうちに自分の手に馴染むよさがあります。
握りやすくするために、持ち手を八角にした八角水牛柄と呼ばれる包丁もあります。
高級な黒檀を持ち手に使った黒檀柄の包丁は、和包丁の中でも最も高価な種類です。使い続けるうちにどんどん風合いが増していくのが、黒檀柄のよさと言えます。
英語でローズウッドと呼ばれる、紫檀柄を使った包丁もあります。黒檀柄と同じように黒く高級感のある見た目が魅力的です。
和包丁の柄の傷みやぐらつきが気になるときには、鍛冶屋に修理を依頼してみましょう。ふくべ鍛冶では包丁のトータルメンテナンスを承っていますので、ぜひご相談ください。
洋包丁の持ち手は包丁と一体型になっていることが多く、持ち手の修理ができないこともあるので注意が必要です。
こちらでは、洋包丁の持ち手の種類についてご紹介いたします。
中子部分が持ち手と同じ形に整えられている本通しの洋包丁は、耐久性が高いのが特徴です。
本通しの木の柄は劣化することがありますが、鋲止めされているので取り外しの修理ができないことがあります。
背通しとは、包丁の峰にあたる部分にのみ中子が通るデザインのことを言います。本通しよりもリーズナブルですが、鋲止めされているので耐久性に問題はありません。
中子がハンドルの中間部分にセットされているものを、半中子と呼びます。家庭で使うぶんには強度に問題はありませんが、長期間使い続けるとぐらつきが起きることがあります。
近年では、刃と柄が一体型になっているオールステンレスなどの包丁が増えてきました。一体型とは言え、包丁の柄には刀身とは違うステンレス鋼を使うなど、長持ちしやすい工夫がされているものもたくさんあります。
金属の柄は重くなりがちなので、柄の内側が空洞になっているものがほとんどです。
鍛冶屋・ふくべ鍛冶では、洋包丁の柄の修理も承っています。鋲止めがしてある頑丈な洋包丁であっても修理が可能なので、ぜひお気軽にご依頼ください。
包丁は刀身だけでなく、柄の形状も様々です。リーズナブルに使えるプラスチックの柄だけでなく、握りやすい工夫がされたものや耐久性の高いものなど、その種類は膨大です。
自分の手にしっくり馴染む柄の包丁を手に入れれば、毎日の料理の時間がもっと楽しくなるはずです。
包丁の柄が劣化してしまったときには、ふくべ鍛冶に修理をご依頼ください。包丁や農具、漁具、山林刃物といった暮らしの道具を幅広く手がける「野鍛冶」を生業とするふくべ鍛冶では、包丁の柄を修理するほか、歪み調整や砥石での包丁研ぎなど、様々なメンテナンスに対応させていただきます。ネットで簡単にご注文いただけますので、鍛冶屋に包丁修理を依頼したいとお考えの方はお気軽にお問い合わせください。
社名 | ふくべ鍛冶 |
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代表 | 干場 健太朗 |
創業 | 明治41年7月13日 |
住所 | 〒927-0432 石川県鳳珠郡能登町宇出津新23 |
Tel | 0768-62-0785 |
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