スーパーや百貨店など様々な場所で販売されている包丁は、多くの種類があり材質も様々です。材質によって値段はもちろん、使い勝手も異なります。
こちらでは、宅配での包丁メンテナンスが可能な専門店のふくべ鍛冶が、包丁の材質や特徴・値段についてご紹介します。
包丁のメンテナンスをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
包丁には、洋包丁と和包丁があり、洋包丁の中でも万能包丁ともいわれる三徳包丁、果物の皮剥きに便利なぺティナイフなどが有名です。
洋包丁や和包丁は、様々な材質からできています。適切な包丁メンテナンスを依頼する上でも、その特徴や値段について知っておくとよいでしょう。
鋼とは、一定の割合の炭素を含む鉄の合金のことです。ニッケル、クロム、コバルトなどを加え特性を持たせ、刃物の刃先に用いる鋼が作られます。
含まれる炭素の量が0~0.04%なら鉄、0.04~2.1%は鋼、2.1~6.7%になると鋳物鉄に分類されます。鉄だけだと硬さが足りず、鋳物鉄は靱性(じんせい)が少ないため利用されません。
鉄に鋼の五元素である炭素、ケイ素、マンガン、リン、硫黄の混ざったものです。
この内、リンや硫黄は不純物であり、含まれることによりもろくなってしまうため、含有量が低い包丁ほど値段は高くなります。切れ味がよく、砥ぎやすい特徴がありますが、錆びやすい欠点があります。
炭素鋼からリンや硫黄など不純物を極力取り除いたものが白紙鋼です。砂鉄から作られ、包丁の他に、ナタなどにも利用されます。
切れ味は鋭く、粘りがある上に水切りも良いため、本職の方はもちろん、ご家庭での利用にも適しています。
不純物を極力取り除いた白紙鋼にクロムとタングステンを添加した青紙鋼は、高価な素材の一つです。
強度や錆び、耐摩耗性に優れ、切れ味も良いことから多くの料理人に選ばれています。白紙鋼よりも高価で、中でも最高級品質は「青紙スーパー」とランク付けされています。
ステンレスにも種類があり、スプーンや食器には硬化しない18-8ステンレスなど、包丁には焼入れによって硬化するステンレス鋼が利用されます。
ステンレス鋼の特徴は、錆びにくく、耐久性に優れていることです。
切れ味と研ぎやすさは鋼には劣るものの、近年、硬度と靭性を備えたステンレス包丁も増えています。
ステンレスに銀白色の硬い金属のモリブデンを加えたものです。
モリブデンを添加することで、高温時にも鋼の性質や強度を保つことができます。
一般的に販売されているステンレス包丁は、モリブデン鋼を使用しているものもあります。
粉末のジルコニアを高温で固めることで作られ、硬度と靱性に優れています。
セラミックの包丁は、強度があり熱に強くとても軽いため、長時間利用しても疲れにくいです。また、金属ではないため錆びず、切れ味も良いです。
ただし、しなやかさに欠け、硬いものを切ると刃が欠けてしまうことがあります。
※セラミック製の包丁は、ふくべ鍛冶では修理できませんので、メーカーへお問い合わせ願います。
包丁には様々な素材があり、それぞれに合わせた包丁メンテナンスが必要です。
ふくべ鍛冶の宅配専門サービス「ポチスパ」では、職人が丁寧に検品し、最適な工程で修理を進めます。鋼、ステンレス、鉄の他、特殊な材質にも対応していますので、包丁メンテナンスをご希望の方は、宅配専門サービス「ポチスパ」をご利用ください。宅配サービスのご利用はネットから簡単にお申込みできます。
包丁には、鋼、ステンレス、セラミックなど様々な素材が利用されています。包丁メンテナンスにはその特徴を理解した上で修理方法が選ばれます。ふくべ鍛冶の宅配専門サービス「ポチスパ」では、材質に応じた砥石やクリーニング方法を選び、道具の持つ本来の性質を最大限に活かします。包丁メンテナンス専門店のサービスを宅配でご希望の方は、ふくべ鍛冶がご提供する宅配専門サービス「ポチスパ」をご利用ください。
社名 | ふくべ鍛冶 |
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代表 | 干場 健太朗 |
創業 | 明治41年7月13日 |
住所 | 〒927-0432 石川県鳳珠郡能登町宇出津新23 |
Tel/Fax | 0768-62-0785 |
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